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未来へ遺すべき一皿

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未来に遺したい究極の一皿を作品としてコレクションする次世代のフードミュージアム「パレ・ド・Z」。 「未来へ遺すべき作品を提出されたし」という手紙を受け取った一流のシェフたちが「未… もっと読む
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記事一覧

#46 落合務 ~未来へ遺すべき一皿 ~Cucina Haliana in Giappone la Adesso La Bettol…

落合務/ラ・ベットラ・ダ・オチアイ 魚のカルパッチョが実は日本のオリジナルであることを知…

ZENB initiative
2か月前
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♯45身表の小肌握りと、背筋の塩梅~中治勝(初音鮨)~

中治勝/初音鮨 女将のために鮨を握った。 中治勝は、女将の病を機に一貫を極限まで突き詰め…

ZENB initiative
3か月前
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#44 Hommage Hakodate 恵山のエゾ鮑のパイ包み焼き

菊地美升 / ル・ブルギニオン 今回の主人公は、ル・ブルギニオン、菊地美升シェフ。 「ずる…

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#43 かぶら蒸し

森川裕之 / 浜作 今回の料理人は、蝶ネクタイに眼鏡の個性あふれる出立の板前、浜作の森川裕…

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#42 Symboise / Maitake,Chataigne,Truff(共…

リオネル・ベカ / ESqUISSE(エスキス) 今回の料理人は銀座、ESqUISSE(エスキス)のエグゼ…

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#41 雨庭での弁当

佐々木浩 / 祇園さ々木 伝統と文化が根付く古の都、京都。 言わずと知れた、日本料理の聖地で…

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#40 ふつうのハンバーガー

鳥羽周作 / sio 新型コロナウイルスは、我々の生活に計り知れないダメージをもたらした。中でも飲食業界への影響は深刻なもの。 そんな飲食業界に吹く逆風を、追い風に変えてみせた料理人こそ、今回の主役、sioの鳥羽周作シェフ。 ミシュランの星の輝くsioの料理は、あるテーマによって貫かれている。 それは、“五味+1” 甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の五味を可能な限り盛り込みつつ、香りや刺激、食感をプラスすることで、一皿を立体的に仕立てるという考え方。 席は現在2ヶ月待

#39 鮑ステーキ

髙木慎一朗 / 日本料理 銭屋 金沢の日本料理の名店、銭屋。 ミシュラン二ツ星が輝くこの店の…

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#38 原始のスープ

米田肇 / HAJIME “研究者のようだ”、“芸術家のようだ”、“まるで詩人“と表される料理人…

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#37 “Tai kama Sauce Umami” Fermentation

手島竜司 / Restaurant PAGES 今回の料理人は、手島竜司シェフ。 2014年、フランス凱旋門の近…

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#36 Caille fonoie au chou et aus truffes

平松宏之 / 株式会社ひらまつ総合研究所 2002年、日本人として初めてフランス版のミシュラン…

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#35 旅人の鍋

小林寛司 / Villa AiDA 「あんな素晴らしい環境で料理を作りたい」同業の料理人の羨望のまな…

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#34 十勝豊頃大津産 エゾ鹿ブーダン・ノワール

佐々木章太 / ELEZO 今回の料理人は、”命ある状態”から”皿の上”までを手掛ける、食肉料理…

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#33 蛤椀

長谷川在佑 / 傳 今回、未来へ遺すべき作品作りに挑戦するのは、世界のベストレストラン11位、接客世界一の称号アート・オブ・ホスピタリティ賞を受賞した「傳」の主、長谷川在佑さん。 新国立競技場にほど近いところに店を構える傳。 壁という壁、柱という柱は店を訪れた世界のトップシェフ、スターシェフのサインで埋め尽くされている。 和食の型を知り、それを大切にしながらあえてやぶり、傳を世界有数の料理店に押し上げた長谷川シェフ。その作品を見れば、いかに型破りか、手に取るようにわかる