大妻女子大コラボ① 物語のはじまりは
大妻女子大学×ZENB共創プロジェクトのはじまり
「意欲のある学生に向けた授業にご協力いただけませんか?」
大妻女子大学とZENBの出会いは、食物繊維に関する研究でお世話になっている、青江先生の一言でした。
大妻女子大学には、CDP(キャリア・デベロップメント・プログラム)と呼ばれる授業があります。企業が設定した課題に、6人1グループで半年間かけて取り組み、プレゼンをして最優秀賞を決める。
「チームで課題を進めるには」からはじまり、
「マーケティングの4P」まで教えてもらえる講義を受けながら、グループ活動を行います。
「4P」とは、「Product(製品)・Price(価格)・Place(売り場)・Promotion(販促)」のことで、マーケティングをするにあたって基本となる4要素。
マーケッターにとっては当たり前のキーワードですが、大学生で知っている人はなかなかいません。大学1年生の頃の私は、1つの「P」も知りませんでした。
1年生の頃から受講でき、自分の将来のキャリアについて考えることも、主体的に課題に取り組む姿勢も学べる。こんな授業があるなんて、本当に素敵な大学ですね。
「若い女性のZENBファンを増やすための企画を考えよう!」
ZENBからの課題は、
「若い女性のZENBファンを増やすための企画を考えよう!
若い女性が買って、作って、食べて、シェアしたくなるZENB企画をプロデュースしてください!」
学生さんならではの視点を取り入れた企画案を期待し、このように設定しました。
渾身の10企画。ここまでやってくれるとは・・・!
期待に胸を弾ませ迎えた最終プレゼンの日。
10グループが、個性あふれる企画をプレゼンしてくれました。
Product(製品)の視点では、カップヌードル、パッケージリニューアル、アソート品、季節限定品などの数々のアイデア。
Price(価格)の視点では、1人前用にして買いやすくしたらどうかなどの自分事化した提案。
Place(売り場)の視点では、キッチンカーやポップアップストア、グランピング場。自動販売機を作るというアイデアまで!
Promotion(販促)の視点では、TikTokでのPR動画配信、Instagramのストーリー広告内容の具体的な内容の提案もしていただきました。
企業人になった私たちには、なかなか気づかない純粋な視点で語られる企画内容に刺激を受けたことは言うまでもありませんが、それ以上に驚かされたのは学生さんの熱心に課題に取り組む真摯な姿勢でした。
Instagramでアンケートを実施したり、イラストを描いたり。
中には、実際にグランピング会場にZENB商品を持って行って動画を撮ってくれたグループも!
こんなに一生懸命ZENBについて考えてくれた学生さんとのつながりをここで終わらせるのはもったいない。もっと密なコミュニケーションをとって、何かできないか?
企業人の欲が出て、授業の最終回のエンディングで、こんなご案内を。
「共創メンバー募集!ZENBの未来について、一緒に考えませんか?」
ZENBに共感してくれる人たちと一緒に、ものづくりの輪を広げていきたい。若い世代の方々にも、もっとZENBを知ってもらいたい。ZENBの魅力を伝えるために、何が足りないのか知りたい。
そんな想いで、CDP受講者の方の中で希望者を募り、5ヵ月間のプロジェクトを発足させました。
これから、そんな大妻女子大学との共創プロジェクトについて、3回に分けてお話しします。
と、その前に。CDP最優秀賞チームが考えてくれたレシピをご紹介します。
生理前におすすめのレシピ2種
「私たちは、生理について悩みを持っている。そして、半数以上が薬以外で悩みを解決したいと思っている」
そんな若い女性ならではの着眼点に、レシピ発信という実現性で、最優秀賞を獲得した9班。
そこから、京都大学医学部附属病院 疾患栄養治療部にもご協力いただき、最終的にこんな献立が出来ました。
栄養素はもちろん、作りやすさもおいしさも妥協しないメニュー開発担当もお墨付きのレシピ。
お悩みを持つあなたも、そうでないあなたも、青春の風を感じながら作ってみては?