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黄えんどう豆のヒミツ

ZENBヌードルやミール、マメロニ等ZENBの多くの商品に使われている「黄えんどう豆」。
実は初めから「黄えんどう豆」に着目していたわけではなく、野菜や豆、穀物など、あらゆる植物を試して、試行錯誤を繰り返してたどりつきました。

そもそも「黄えんどう豆」て何ものなんだろうか。大豆や他の豆と黄えんどう豆の違いて何か実は知らないことばかり。そんな「黄えんどう豆」のヒミツを紐解いていきます。


はじめまして「黄えんどう豆」です

「黄えんどう豆」は日本ではなじみのない豆ですが、普段食べている青えんどう豆の仲間です。
北欧、ギリシャ、インドなど、世界各地で普段から食べられてきた「黄えんどう豆」。
日本では聞き慣れない食材名ですが、海外では「ヘルシーで栄養価の高い食材」として古くからポピュラーな存在です。
そんな「黄えんどう豆」は、スウェーデンでは煮込み料理として伝統的なスープ「アートソッパ」として人気。

ギリシャではピューレ状にした「ファヴァ」、インドでは肉を使わない「ダルカレー」として用いられ、中国ではなんと伝統的な羊羹「豌豆黄(ワンドウホアン)」として愛されています。このように、さまざまな料理にアレンジが効くところも優秀なところ。

実はすごいぞ「黄えんどう豆」 

世界で愛されてきた「黄えんどう豆」ですが、最近では、植物性たんぱく質や食物繊維が多く含まれている食材として世界から注目されています。小麦(強力粉)や精白米と比べて黄えんどう豆は、糖質が低いのも健康的な食生活にはうれしいポイント。
鉄、亜鉛、カリウムなどのミネラルやフィトケミカルの1種であるポリフェノールも豊富で、栄養面でも優れた食材です。

大豆、小豆、レンズ豆、ヒヨコ豆、青えんどう豆など、豆にもさまざまな種類がありますが、黄えんどう豆には、遺伝子組み換え作物が存在しないのが特徴です。

地球にも優しい「黄えんどう豆」


栄養面に優れているだけでなく、実は環境負荷の少ない食材とされています。というのは、「黄えんどう豆」を含む豆類は、生育に窒素系の肥料が要らないからです。
窒素は、自然環境中では必要量が確保できないため、植物の生育に必要な窒素は、土壌に足りない部分は窒素系の肥料で補います。しかしこの窒素系の肥料は環境汚染につながることが指摘されています。

しかし、豆類は「根粒菌」と共生することで、大気中の窒素を栄養素として活用することができます。これにより窒素系肥料の使用量を減らすことができ、地球にもやさしいとされています。


ZENBと「黄えんどう豆」

素材のおいしさと栄養を可能な限りぜんぶ 引き出す。」
”ZENB”の由来はこの想いから始まりました。10年後の人と社会と地球の健康のために始動した新たな食を届けたい。
我慢するのではなく、日々の食生活でおいしく食べ続けることで、より健康になれる主食を作りたい。そんな想いから生まれたのが「ZENBヌードル」です。
おいしさと検討を両立できる主食のため、野菜や豆、穀物など、あらゆる植物を試した末、行き着いたのが「黄えんどう豆」でした。
その黄えんどう豆を、海外でも普段は食べられていない「うす皮」までまるごと使うこと、さらに、つなぎや添加物に頼らず豆100%で作ることにもこだわりつつ、麺としておいしさを追求した結果、発売までに約3年間かかりました。今では、食事の糖質が気になる方、グルテンフリーの方を中心に、多くの方に召し上がっていただけるようになりました。
 
その後、ZENBマメロニ、ZENBミール、ZENBチップスと黄えんどう豆を使った商品を発売しています。
 
「黄えんどう豆」を食べたことがなかった私たちが、「黄えんどう豆」と正面から向き合って対話してときにはけんかしてそれでも歩み寄りながら、「黄えんどう豆」のおいしさと栄養の可能性を追求してきました。

それは、これからも続いていきます。
 
それはプラントベース、添加物に頼らない味づくりで10年後の食卓にも繋がるものづくりを続けていきます。明日につながる未来に向けて。