『DepTH brianza』奥野シェフがZENB ヌードルを使い続ける理由
ZENBの中で飲食店とのコラボレーションをメインに担当している田邉と言います。
今回のお店は、昨年オープンした話題の麻布台ヒルズにあるDepTH brianzaのオーナーシェフをしている奥野 義幸シェフにお話を聞いてきました。
スーパーセールスマンからの華麗な転身
ブリアンツァグループ オーナーシェフの奥野シェフってどんな経歴かを少し書かせていただきます。
奥野さんは料理学校出身ではなく、アメリカの大学卒業後、一般企業へ就職。第一営業部に配属された奥野さんは、1年目からトップ5の成績を残し会社にて表彰。この表彰をきっかけに“もっと自分自身の力をもっと試したい”と感じてすぐに行動。
今でいうベンチャー。さあ何を始めようと考えた際、実家が飲食店であったこともあったこともあり飲食店の道に入ることにした。その中でイタリアンを選んだのは、まだ日本でのイタリアンのお店があまりなかったことなどからここにチャンスがあると感じたそう。
都内のイタリア料理店を経てイタリアへ料理留学。イタリア全州にて各地の料理を学び、1つ星・2つ星を取得している8店舗にても経験を積み、 そして今ブリアンツァグループオーナーシェフとして、8店舗を経営。
マーケティングと行動力が生んだ、まさに華麗な転身といえると思います。
奥野シェフとZENBの出会い
奥野さんとの私の出会いは、2020年8月。ZENBヌードルの発売前で、一流店のイタリアンのシェフにZENBヌードルがどんな評価がもらえるのか知りたく、ある人の紹介で六本木のla Brianzaにいた奥野シェフを訪問したのがきっかけでした。
シェフのコース料理をいただいていると、ZENB ヌードルで作ったパスタを出してもいいですかと奥野シェフからお話があり、こちらとしては願ったり叶ったりの展開。すぐに「お願いします。」と返答しました。
コース料理を堪能してしばらくすると、小皿におしゃれなパスタが登場。トマトとバジルの冷製パスタでした。
さっそく口に運んでみると、食べた瞬間あまりのおいしさに、隣にいた社員と一緒ににやけてしまった。
甘いトマトと香りのよいバジルと豆の麺との相性が抜群。しかも当時試作していた社内で食べた麺とは違い、つるっとしながらももちっとした食感であったことにはさらに驚いきました。
たった1度試しただけで、ここまで麺の良さを引き出してくれるのかととても感動したのを4年たったいまでも思い出せるほどわたしにとって衝撃でした。
その後、ZENBヌードル発売が決まったと案内しにいくと、奥野シェフから、それならお店でぜひ提供させてほしい、とありがたいお言葉をいただきました。今でもブリアンツァグループ全店でZENBヌードルを使ってくれており、アラカルトのパスタメニューについてはグルテンフリーを希望するとZENBヌードルを使って提供してくれています。
奥野シェフが語るZENBヌードルの凄さ
でも、なぜ奥野シェフが発売直後から現在に至るまでZENBヌードルを使い続けてくれるのか。気になったので、せっかくの機会でしたので思いきって聞いてみました。
『ZENBヌードルの良さは、味とテクスチャー。ZENBヌードルは、パスタではない。なのに、パスタよりもおいしいときがある。これはすごいこと。』
『パスタと言えば、小麦でプレーンな味。でも、ゼンブは豆。だからこそ、(麺に)味がしっかりしていて、噛んでおいしい。豆自体がスーパーフードだという点も頭で感じてよりおいしさを感じる。過去、いろいろなところからパスタの代わりにいいよと麺を紹介され試してきたが、いつも1回で終わる。でも、ZENBヌードルは違った。』
『もちろん、最初試作品を食べたとき、ぬめりなどが気になり使いづらさを感じた。だけど使い続けていく中で、この麺のおいしさを活かす料理にすればいいじゃないかって気づいてからは、この麺だけがもつおいしさに惹かれていった。』
と語っていただきました。
奥野シェフ流「ZENBヌードルをおいしく食べるコツ」
『パスタは、なんといってもアルデンテ。』
ZENBヌードルのおいしいアルデンテは、ゆで時間は5分30秒。その後に、ソースと麺を1分間フライパンで加熱しながら絡めること。手際よくソースと絡めることができるなら、6分茹でて、30秒ソースと絡めるでもOK。
『ZENBヌードルに合うレシピは、シンプルなものがよい。』
『このZENBヌードルは、そばなどと同じで麺にしっかりとした味がある。麺のおいしさをぜひ感じてもらいたいからこそ、麺が際立つためのソースで食べてもらいたい。
重たいソースよりも、シンプルなソース。昔はトマトソースを推していたが、今はボンゴレがおすすめ。』
奥野シェフが思うこれからのZENBに必要なこと
『ZENBのいまの課題は、もっとたくさんの方にZENBのおいしさを知ってもらうこと。
デジタルな世の中だからこそアナログや人のつながりが重要だって思うんだよね。』
『スタッフもお店で食べたZENBがおいしくて、今もZENBのファンで定期的に買っています。アナログかもしれないですが、人から伝わるおいしさって大事で、世界一レストランが多い東京でどうやって選ぶかわかるかな。やっぱり、口コミであったり、信頼できる人から教えてもらったり、結局は人のつながりなんだよね。リアルでZENBのおいしさを伝えられ、人とアナログでつながれるレストランなんかあるといいなって思います。』
インタビュー後に、なぜ、あの日奥野シェフは、すぐにZENBヌードルを試してくれたのか、聞いてみました。
『シェフとして新しいものを試したいもあるけど、僕の性格上気になったらすぐに行動する。ZENBヌードルを使っているのは、もちろん気にいっているのもあるが、ZENBヌードルのファンで新たな顧客にもつなげたいと思ったからもある。ZENBのおいしさをお店でしっかり伝えたいし、ZENBのファンの方にはぜひプロの味を味わってほしい。これからもみんながWin-Winになる関係でいたい。』と語っていただけました。
ZENBは、多くの方に支えられているのだと改めて実感したインタビューでした。
お近くのブリアンツァグループのお店でZENBヌードルを食べることができるので、今回の記事で気になった方は、ぜひ食べにいってもいただけるうれしいです。
ご自宅で作られるZENBヌードルのパスタとは、また一味違ったおいしさが味わるとおもいます。