すべての道はコンセプトに通ず

コンセプト。
広辞苑によると、①概念。 ②企画・広告などで、全体を貫く統一的な視点や考え方。

商品やサービスを考える際に、大切にしている考え方です。
 
今回は、看板商品であるゼンブヌードルを使ったレシピを考えてもらうことに。

共創メンバーのみなさんに、誰にどんな時におすすめするレシピにするか、まずはコンセプトから考えてもらいました。

紹介したい人を思い浮かべながら

「ソースがおいしかったから、これを使って簡単レシピにするのもよさそう」

「彩りは大事だよね。冷凍野菜を使ったらどう？」

座談会を重ねてきたメンバーなので、議論も弾みます。
 
決定したコンセプトは３つ。

・一人暮らしの人に向けた簡単で彩りの良いレシピ
・夏を乗り切るための冷たいレシピ
・健康志向な人に向けたさっぱりサラダパスタ
 
実際の生活に取り入れることをイメージした、学生さんならではのレシピコンセプトになったのではと感じます。

管理栄養士を目指す家政学部のメンバーは、「夏の元気には豚肉だよね。レモンでクエン酸も・・・」など専門的な知識も入れ込んでレシピを考えてくれました！

いざ、試作！

実際に調理をしながら、レシピを作っていきます。
彩り・作りやすさ・ゼンブヌードルの特徴なども考えながら、ああでもない、こうでもない。和気あいあいとした雰囲気で試作が進んでいきます。
 
新製品のゼンブヌードル細麺を使い、暑い夏にぴったりのレシピも完成しました。

私は幼い頃から料理をすることが好きだったのですが、最初に自分ひとりで作ったのはロールキャベツでした。味はもう忘れてしまいしたが、母が喜んでくれて嬉しかったという記憶は今でも残っています。

食べる人の顔を思い浮かべながら作る料理は、何倍もおいしくなりますよね。

お楽しみは試食会

試作品が完成したら、一番大切なのが試食会。
「おいしい！」「いい感じ！」という声が飛び交います。

私も試食させていただきましたが、1日で作ったとは思えないかなりの完成度！彩りも豊かで、女子大学生のみなさんだからこそ作れるレシピになっていました。
 
「レシピを作るのは簡単な事だと思っていましたが、1つのメニューを作るだけでも協力と試行錯誤が必要なことを実感しました」

後日、そう伝えてくれたメンバーも。
メンバーのみなさんが楽しみながら取り組んでくれたことを嬉しく思いながら、また刺激をいただいた１日となりました。
 
次回の最終回では、完成したレシピをご紹介します。