スープって意外とハードルの高いメニューなのかも、と思った話。
こんにちは、ZENBのメニュー担当です。
前回のnoteでご紹介したマメロニ。
サラダやスープに入れるだけで、一皿で食事が完成できちゃえば、忙しい人の食生活を助けられるのではという思いでメニューを考えていた時のこと。
スープメニューの開発を依頼した、料理研究家の先生から
「スープって食べたらおいしいし、調理が難しいわけじゃないんだけど、作ろう!って思うまでに何かハードルがあるよね」
という話に。
確かに。
別に難しいわけでもなく、食べたいなと思う日もあるのに、なんとなく私も作らない。
ん?
違う。
よくよく考えてみると、簡単そうに見えるだけで、実は工程も多いし、おいしく作るには、時間もかかるのかも??
たくさんの材料を切る→鍋で炒める→水とだしを加える→ひたすら煮込む→完成。
定食やチャーハンを頼んだら当たり前のようにセットでついてきたりするので、おまけ的なイメージがあったり、できあがりの見た目がシンプルで簡単に見えるだけで、
実は、スープって単純に手間と時間がかかる!のにメインにはならない。
だからハードルも高いし、作らないんんじゃないか。
それなら、手間と時間を最大限削って、食事のメインになるスープを作ってみたらどうだろう!ということで出来上がったのがスープマメロニのレシピです。
①鍋に水とマメロニを入れて火にかける
・・・マメロニは水から入れてOK。煮立つまで待つ必要なし!
②具材を切ったそばからどんどん、鍋に入れていく
・・・炒めなくてOK。入れる順番とかも気にしない!
③ふたをして10分ほったらかしたら、最後に味付けして完成!
豆のだしがでるので、コンソメや鶏ガラスープの素などは入れない。難しい味付けもなし、あさり缶やベーコンなど時間をかけなくても味がでる素材を使いながら、10分でおいしくできるというところもこだわりポイントです。
完全に主役の顔をしたスープができました。
そして、ぜひやっていただきたいのが、レシピの倍量の4人分で一気にたくさん作ること(手間も半分なだけでなく、なぜか、大鍋でたっぷり作るとおいしくなるのがスープ!)。
実はひそかに倍量の方が食材が使い切れる気持ちのいいレシピになっています・笑
例えば、クラムチャウダーなら翌日はカレー粉を入れてアレンジなんていうことも楽しめちゃいます。
今まで、なんとなく作らなかったスープ、こうしなければいけないを捨てて、作ってみませんか?
旬の野菜を入れて、季節を感じたり、今日はこれが余っているから入れてみようとか、毎回、どんな味になるかな、という楽しみ方ができる柔軟性があるのもスープのいいところ。
何で今まで作らなかったんだろうと思うこと間違いなしです!!