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“飲むスーパーフード”まるごとビーツスムージーができるまで

ビーツを知っていますか。
濃い赤紫色が特徴的で、ロシア料理の「ボルシチ」に使われる野菜として有名だと思います。赤紫の色素であるベタシアニンはポリフェノールの一種で還元作用があります。ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含んでいるので、ビーツはスーパーフードとも呼ばれています。また、ショ糖が含まれており、ほんのりと甘みが感じられる野菜です。
最近はビーツのビビッドな色味を生かした、ビーツのモンブランやヨーグルトボウルなどの映えスイーツを街中で見かけることが多くなりました。

ビーツについて詳細情報はこちら


伊藤妃渚 (スムージーの企画担当)

そんな“栄養豊富で見た目も色鮮やかなビーツを、日常的に様々なシーンで取り入れて頂きたい“という思いで2024年6月に発売したZENBスムージー ビーツ&アーモンドについてお話します。


飲むまるごと野菜!?


「おいしくて栄養豊富でカラダにも良いまるごと野菜を、スムージーにするのはどうか。時間がない朝でもスムージーであれば手軽毎日取り入れることができるだろう。」
という思いで遡ること1年半前2022年の11月、「まるごと野菜飲料」テーマがスタートしました。
まるごと野菜とはZENBが一から開発した独自の原料。
“芯や種、皮など普段捨ててしまっているところまで、まるごとすりつぶした濃縮野菜”のことです。
普段は食べられていない芯や種、皮などには、栄養が豊富に含まれています。また、実だけでは味わうことができない独特の旨みやコクがあります。
そんなまるごと野菜の中でも、目を引いたのがビーツでした。

最初にビーツの粉末を口にした時のことは今でも鮮明に覚えています。1さじスプーンにとって舐めてみると、蒸かしたさつまいもやじゃがいものようなほのかな甘味が感じられました。ビーツだけでこれだけの甘みがでるのかと驚きました。他のビーツ粉末もいくつか集めて比較してみたのですが、やっぱり、ZENBのまるごとビーツは濃くて甘い
これは皮までまるごと使っているからこそのおいしさ。また、ビーツは先に述べたように栄養素が豊富です。そんなカラダにも嬉しいこのまるごとビーツを使えば、おいしくてヘルシーなスムージーが作れる!と思いました。

ビーツの良さを活かすには・・・

開発当初は、液体と粉末の2タイプのスムージーを検討していました。液体は、ももやぶどうなどの果汁を加えてより飲みやすくしたストレートタイプのもの、対して粉末は、ビーツの粉末だけを牛乳や豆乳と合わせて飲むような仕様でした。2タイプの評価を確かめてみるべく、調査を実施しました。
飲みやすく果汁を加えて調整したストレートタイプの方が良い結果が出るのでは、と予想していた私の仮説は見事に外れ、
その結果は...まさかの同率
“「まるごと野菜ビーツ」の良さを活かす”にはどちらのタイプを選ぶべきか担当者間で議論を繰り広げることになりました。

液体のストレートタイプは果物の果汁も入っており甘味があっておいしく、ビーツ特有の土臭い感じもしません。品質としては十分に満足できるものでした。しかし、果汁などを足せば足すほどおいしさはアップする一方で、ビーツ感は失われていきます。ビーツの量が減っていくので味はもちろん、ビーツ由来の栄養素も減ってしまいます。

一方、粉末タイプであれば牛乳や豆乳と合わせて、ダイレクトにビーツを飲むことができます。皮までまるごと使ったビーツ本来のおいしさ、そして栄養素を摂ることができ、1杯に含むビーツの量も栄養素の量も満足のいくものが作れそうだと思いました。ビーツの良さがより活かせるのはどちらかを考えた結果、粉末タイプで進めることに決まりました。

こだわりの原材料


しかし、次なる課題は、粉末ならではの悩み。
実際に試作しながら何度も愚痴をこぼしていたことです。牛乳や豆乳と合わせて混ぜても、なかなか粉末が混ざらず、ダマができてしまいます。とっても作りづらい。
これでは、お客様にもうまく作ってもらえない。
そこで溶け残りのダマを改善するための方法を模索しました。シェイカーを使用して作ってみると混ざりやすく、溶け残りも少なくなりました。
しかしダマができてしまう根本の原因はビーツ粉末だけを使用していることにありました。技術チームのアイデアで、粒子の異なる粉末としてアーモンドパウダーを加えてみることに。すると、混ざるまでの時間も半減し、格段に溶け残りが減りました!ほぼ毎日ビーツスムージーを作り続けていた私にとってその溶けやすさは感動でした。

正直最初はビーツ粉末だけの原材料にこだわりたかったので、アーモンドを増やすことに抵抗がありました。しかし作りやすさはビーツスムージーを使い続けて頂く中で、外せないポイントです。また、ローストしたアーモンドは溶けやすさだけでなく、味がまろやかになりおいしさアップにも繋がっていました。そんな大活躍してくれるローストアーモンドを加えてビーツスムージーはレベルアップしました。

また、溶けやすさ以外にももう一つ改善した点があります。
それは飲みやすさです。ビーツ粉末だけでは、牛乳や豆乳と合わせても、ビーツの土臭い感じが若干後に残っていました。そこで少量てんさい糖を加え、甘みを追加することにしました。
最終的にビーツ、ローストアーモンド、てんさい糖の3点だけを原材料としたビーツスムージーが完成しました。ビーツ本来のおいしさ、そして栄養が摂れるように、ビーツを可能な限り使用し、ローストアーモンドとてんさい糖の量は細かく微調整しています。また、スムージー用のシェイカーも販売することにしました。遊び心のある目盛線がお気に入りです。

毎日続けて頂けるように

そうして納得のいく品質に辿り着いたビーツスムージーですが、使い続けていく中で2点、ビーツ由来の気になるところがありました。
一つ目は、時間が経つと粉末が固まってしまうことです。テストで作ったサンプルを、数か月後触ってみると、パウダーが若干固まっていました。これはビーツ粉末の性質による変化です。袋の上から手でもみほぐすと固まりはなくなりますが、固まったまま使用してしまうと、混ざりづらくなってしまいます。
二つ目は、毎日続けていく中で気づいたことでした。毎日ビーツスムージーを飲んでいると、ビーツに含まれるベタシアニンという色素の影響で便や尿が赤くなることがあります。健康上の問題はないのですが、最初は私もびっくり。
これらの内容はお客様にも伝えておかないと、ビーツスムージーをおいしく、楽しく、ご使用頂けないと考えて、外箱と小袋に説明書きを加えることにしました。


パッケージは毎日使い続けて頂きやすいよう、立てて置けるデザインにしています。箱のビーツスムージーの絵は立体的に魅せるためにニスを複数使いし、贅沢感を表現しました。
ビーツの特徴的な濃い赤紫色をこのスムージーのイメージカラーにしたく、ホームページなどの色遣いもピンク多めでビーツ感をアピールしています。

アレンジ無限大

このビーツスムージーパウダーはスムージーとしてはもちろん、ヨーグルトと合わせたり、パンやケーキの生地の色付けとしたり、様々な使い方ができます。個人的な好みはヨーグルトと合わせてつくるヨーグルトボウル。ベリーやシリアルなどと合わせるとアサイーボウルのようで、朝食がずいぶんとおしゃれになります。

平日は手軽に作れるスムージー。休日はヨーグルトボウル。平日は時間がない、けれど休みの日くらいはゆっくり丁寧に朝ごはん食べたいと思っている私には、この組み合わせがピッタリです。

余談ですが最近はラテアートをビーツスムージーでチャレンジ中。ピンク色がとっても可愛いので、作っていると気分があがります。また、何と言っても映えるので、気づけばカメラロールがピンク色一面になることもしばしば、、(笑)

ビーツは栄養も豊富で、特に女性にうれしい鉄や葉酸、ポリフェノールなどの栄養素を幅広く補えます。
続けることで、心も身体もちょっとヘルシーに。
頑張りたくないけれど、頑張らなきゃいけない、私の美容と健康を両方サポートしてくれる、ビーツスムージーはそんな存在だと思います。
今後さらに、この相棒ビーツスムージーの新たな使い方を模索していきます。


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